Wieden+Kennedy Tokyo
Location: Jingumae,Tokyo,Japan
Program: Office
Floor area: 937.87m2 (5F :621.72m2 / Terrace : 43.3m2 / 6F :272.85m2)
Completion: 2024.04

アメリカ・ポートランドで創立したクリエイティブエージェンシー、Wieden+Kennedyの東京オフィス。ここでは10カ国以上の人々が集まり、国籍を超えて多彩なプロジェクトを手掛けている。
社員の多くはリモート勤務と出社のハイブリッド。新しいオフィスには、みんなが集まって働ける場と、1日中ひとつの場所にとどまらず、流れのある働き方ができることが求められた。
Wieden+Kennedy Tokyoのオフィス設計では、オフィスを「小さな街」のような集合体として捉え、W+Kの文化や働く人々のキャラクターを反映する場をつくることを目指した。

設計の中心となったのは、個々のオフィス機能が混ざり合った、ひとつの街のような空間。定型的なオフィスの形式にとらわれず、公園のようにオープンで、働く人が自由に居場所を選べる、W+Kならではの自由な空気感に満ちた環境を整えている。
不整形な建物形状や、四方を囲む大きな窓といった既存の環境に、異なる素材や色彩、形や質量、この場所に必要なものをコラージュするように重ねていく。家具の多くはこの場所のためにデザインし、照明やカーテン、植物などの要素にそれぞれキャラクターを持たせることで、窓の向こうの街の様子までがレイヤ状に重なり、この場所が街の延長にあることを感じられる空間を生み出した。
緩やかに視線を遮りながら自由な居場所を繋げていくことで、自然とコミュニケーションが生まれるような構成としている。
また、オフィスの元々の建物には音の反響が大きいという課題があったため、吸音や遮音を用途に合わせて計画し、会話がしやすい音環境を整えた。照明は、昼は自然光を活かし、夜は柔らかい光に包まれるように計画することで、1日を通して心地よさを感じられる環境をつくっている。

色も素材も窓辺の植物も、光も音も、居心地の良さをつくるすべての要素を大切に、自然にそこにあるように空間を生み出している。
Wieden+Kennedy Tokyoのオフィスは、さまざまな要素が重なり合うことで一体感を持ちつつ、活動や変化を受け入れる「小さな街」としての空間を実現した。これは、絶えず新しい文化を生み出す原宿の街のように、働く人一人ひとりの個性や働き方を反映する、自由なオフィスの姿である。














































Architect : Kii
Construction : Kurikindi / ITOKI MARKET SPACE
Plasterer : Harada Sakan
Curtain : Lateral
Planting : Yuzuru Uesugi
Lighting plan : NAIKI DESIGN / Kent
Acoustic plan : WHITELIGHT
Interpreter : Aleksandra Priimak
Photo : Masanori Kaneshita
Manufacturer : Kvadrat / Vitra / Montana / Artek / Arper / Inter.office
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